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2017年11月22日水曜日

2017年11月21日 世界遺産の熊野古道・八鬼山縦走

かつては熊野参拝の巡礼者たちに「西国一の難所」といわれ、山賊や狼が出没したほどの峠越えでした。八鬼山越えでは石畳道の傍らに町石をかねた地蔵や石仏が数多く見られ旅人の苦難を今に伝えるかのようでした。当時を偲ばせる史跡も多く楽しい縦走をさせて頂けました。七曲りと言われる九十九折れの急坂を登り、久木峠にて昼食お弁当をいただきました。さくら広場ではスッキリと晴れ渡った天気のお蔭で絶景の熊野灘を見ることが出来ました。眼下の入江には小さな漁村を見ることが出来、これが有名な九鬼水軍の発祥の村だとは信じがたい驚きでした。さくら広場の絶景に後ろ髪を引かれながら短い秋の日差しを考慮して早目の下山とさせていただきました。十五朗茶屋跡までは自然林の下山でしたが、休憩後は海岸の三木里まで急激な下りと薄暗さが重なって苔むす石段を慎重に歩を進め、無事にバスが待つ海岸線まで降り立つことが出来ました。






















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