雨やコロナにより３年目の正直で、今回やっと丸山千枚田に行くことが出来ました。皆さんの願いが通じたかのような、朝から快晴のお天気で、気持ちの良い木漏れ日の中をスタートしました。丸山千枚田は水が張られ、田植えがちょうど終わったとベストタイミングでした。大小さまざまな水田、草の緑、青空、そして遠くの山並みとどこを見ても待ち焦がれた風景でした。まさに日本の原風景を見ている感じがしました。そんな中、皆さんと遠足のように楽しくお弁当をいただきました。食後は頑張って通り峠へと足を進めました。こちらは古くからの生活の道で、石畳が今も残っていました。峠からは展望台へと１７０段の急登を登り、丸山千枚田を上からグルッと眺望していただきました。下りは石畳に苔が張り付き、非常に滑りやすい道でしたが、お一人のおケガもなく、全員無事でゴールをさせていただけました。ありがとうございました。
今回は午前中に雨予報が出ていたので縄文博物館、年縞博物館を先ず見学させていただきました。学芸員さんの説明を受けながら、三方五湖の凄さを改めて再発見することが出来ました。世界的に貴重な７万年分の年縞が、福井の三方五湖で発見されていたのも、驚きでした。考古学研究の上で世界基準として使われているのは日本人として誇らしい気持ちになりました。午後からは、農業試験場に新しく出来た「レストランこるぱ」で、久々子湖のシジミを使った定食をお楽しみいただきました。温かく、新鮮な地元で採れた食材を使ったお料理が美味しかったです。昼食後には隣接した農業試験場の野菜や果樹の見学をさせていただきました。昼食と見学後に雨も止んだ久々子湖、日向湖をウオーキングしました。前回までの３つの湖とはまた違った雰囲気をお楽しみいただけたかと思います。久々子湖は競技用ボートの発祥の地、日向湖は海に通じる漁港を持つ湖という趣でした。５つそれぞれに特徴があり、個性も違う三方五湖、３回全てのツアーを通して三方五湖を楽しく歩かせていただきました。コロナ禍の中ではありましたが、３回すべてのツアーを実施させていただくことが出来ました。これもひとえに、私どもが実施するコロナ対策への皆様のご協力のお陰と感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
