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2014年4月26日土曜日

2014年4月24日・25日 富士山麓&富士五湖ウオーキング第二回 青木ヶ原樹海とパノラマ台

全5回の第二回目、富士山ウオーキングは一気に春の装いになった桜満開のスタートになりました。富士山北西麓に広がる青木ヶ原樹海は、富士山の溶岩流上に形成された樹林として特異な様相を呈しており、多様な動植物と出会うことができる世界に誇れる自然環境となっていました。野鳥の森からスタートし水芭蕉が咲く湿原を越え1200年前にできた、溶岩流の跡が残る地面を踏みながらうっそうと茂る、マツ、モミ、ツガの密林の林道を歩きました。原始の営みを垣間見ることのできる自然の洞窟、竜宮洞穴や鳴沢氷穴の中に足を踏み入れ神秘体験をすることが出来ました。お泊りは山中湖湖畔のお宿にお世話になり、一品一品手間暇かけた料理の数々をおいしくいただくことが出来ました。翌朝は山中湖を早朝から散策し霧の中から現れた白い富士に誰もがうっとりと見とれるほどの素晴らしさでした。2日目のハイライトはパノラマ台登山で春の息吹を体いっぱいに感じることでした。緩やかな登りが続く優しい登山道を行くと青空バックのミツバツツジや足元にはヒトリシズカやスミレのかわいい群落を見ることが出来ました。頂上手前では樹齢数百年のブナがパワーをくれるようでした。お帰りには露天風呂からの景色が素晴らしい温泉にて2日間の疲れをいやして帰路に就きました。























2014年4月14日月曜日

2014年4月14日  多紀アルプス篠見四十八滝とヒカゲツツジノ大群落

岸壁を埋め尽くすヒカゲツツジの大群落に出合いたく兵庫県の多紀アルプス東端に位置する篠見四十八滝へ向かいました。今回は皆さんの日頃のご精進のお蔭で素晴らしい春の登山日和になりました。まずは、多紀キャンプ場から八重の椿を見ながの出発になりました。間もなく幾つもの滝に出会い爽快感を体一杯に感じながら、ワクワクする気持ちを抑えながら一歩ずつ足場を確認して確実に登り始めました。途中、長滝の滝壺まで下り、振り仰ぐとそこには滝の両側の岩場にビッシリとヒカゲツツジの優しいベージュの群落を青空バックで見ることが出来ました。皆さん頑張って前半の急登を登っていただいたので岩場の踊り場で早目の楽しい昼食を頂きました。昼食後は本日の最大のハイライト、約30mに及ぶ岩場の急登にチャレンジしていただきました。今回はロープで安全確保をさせていただきながら皆さんスムーズに楽しみながら登っていただきました。滝を登り詰めると風景は一変し、春の芽吹きが始まった優しい灌木の林をのんびりと柔らかな地面を踏みしめながら歩くことができました。下山した後は満開から少し散り始めた桜を存分に楽しみながら山麓に湧く静かな温泉、草山温泉「観音の湯」で濁り湯をお楽しみいただきました。篠見四十八滝コースは危険な個所が何か所もありましたが、皆様の安全に対すご理解とご協力のお蔭でお一人のお怪我もなく下山することが出来ました。いつもながら本当にありがとうございました。

















2014年4月12日土曜日

2014年4月11日  ダイヤモンドトレイル第一回 屯鶴峯~神秘の二上山を越える

今年のシリーズ企画第二弾、人気の縦走登山ダイヤモンドトレイル第一回は素晴らしい好天に恵まれ記念すべきスタートを切ることが出来ました。金剛山系の屯鶴峯から二条山、大和葛城山、金剛山、岩湧山、槇尾山を縦走する45キロのコースの起伏の多いレイルを6回に分けて完歩します。まずはトレイルの起点になる屯鶴峯は凝灰岩の白い岩の織り成す奇景が面白
く白亜の世界に飛び込んだようでした。二上山へのコースは早春の芽吹いたばかりの木々の葉や、小さな草花が咲き競う一年で最も光あふれる登山道になりました。急登のアップダウンを繰り返し青い鉄塔にようやく到着し、そこから見る二上山の柔らかい相耳峰の山容はうっとりするほど美しいものでした。二上山鞍部の桜の園まで順調に登り、皆さんと楽しいお寿司の弁当を頂きました。食事後に最高峰の雄岳を征服し次に桜が満開の雌岳頂上を目指しました。頂上からは大和平野を手前にその向こうには台高山脈、吉野方面、大台ケ原に向かう山々の重なりがワイドに広がってみることが出来ました。頂上の巨大な日時計を中心に満開の桜に囲まれた最高の時間を過ごし記念写真を撮った後、下山をすることにしました。下山中は遠くに次回登る大和葛城山の雄姿を仰ぎ、次回の登山に夢を膨らませながら二上山を後にしました。