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2018年6月14日木曜日

2018年6月13日 深緑と眺望の山 大日ヶ岳

今回は梅雨のシーズンではありましたが運良く、晴れ間を利用して標高1,709メートルの古くから信仰の山として親しまれている大日ヶ岳に登りました。登山口はダイナランドスキー場からの直登最短ルートを辿ることにしました。さすがに最初はゲレンデからの登りのため身体が慣れるまできつい登山開始になりましたがマーガレットの花に癒やされながら快調にスキー場最上部に到達して展望を楽しみながら早目の昼食タイムを取らせていただきました。昼食後はガマズミのトンネルを越え木陰が涼しいブナの原生林を抜け、怪しい銀鱗草を見たり変化のある登山を楽しみました。数回の急な坂道を越え、ナナカマドの白い花の下を通り抜けたり深い山の雰囲気を味わう登山でした。頂上が見える頃には珍しいユキグニミツバツツジの鮮やかなピンクの花に驚き初夏の花サンカヨウ、アカモノやゴゼンタチバナなどにも出会うことが出来ました。コースタイム通りの2時間半で頂上に到着し梅雨とは思えないほど爽やかな至極の夢のような時間を頂上でお過ごしいただきました。大日如来像が祀られる山頂付近からは、白山主峰や別山、遠く乗鞍岳、御嶽山などの名だたる山々を望むことができました。頂上にて記念写真を撮らせていただき、コバイケイソウに見送られ乗鞍岳を左に望みながらの下山となりました。 五感で感じる大自然の営みや楽しい皆さんとの笑い声の弾むふれあいなど、歩けるからこその幸せに感謝の気持ちで下山させていただきました。今回も皆様のご協力のお蔭で無事全員で帰路に就くことができました。いつもながら心より御礼を申し上げます。

ゲレンデから登山開始
少し登るとひるがの高原が見えてくる
可愛いマーガレットの登山道
眺望の良いところで早めの昼食タイム
タニウツギと青空
ガマズミのトンネル
大きなブナが出てきました
ブナ林の登山道
ナナカマドのトンネル
銀鱗草
美しいブナの小道
何回かの直登を乗り越える
ユキグニミツバツツジ
エンレイソウ
本日最も危険な場所
前大日ヶ岳
咲き始めたゴゼンタチバナ
アカモノも咲いていました
青空に吸い込まれる登山道
ようやく大日ヶ岳頂上
頂上の大日ヶ岳とバックは白山
ドカーンと白山が迫ってきます
頂上を楽しんだ後は御嶽山を見ながら下山
前大日の向こうに御嶽山
ワイドな景観
前大日の頭に御嶽山、左に乗鞍岳
ナナカマドのトンネル
ユキグニミツバツツジ
深緑を楽しみながらゆったり下山
ブナ林の小道
御嶽山が前方に大きく聳える
乗鞍も眺望できました
ガマズミのトンネル
下山時の休憩
マーガレットの中を下る
迎えのバスが待つ登山口

2018年6月8日金曜日

2018年6月8日 神戸十三仏第三回 能福寺・須磨寺・転法輪寺

今回は曇り空のお陰で涼しく神戸十三仏巡りを実施させていただきました。最初に訪れたのは神戸の高層ビルの中にある能福寺というお寺で。伝教大師による我が国最初の教化霊場とされています。神戸大仏と呼ばれている大仏が特徴的で日本三大大仏の一つとして有名なお寺です。お参りを済ませた後、神戸と言えば港町なので近くのハーバーランドのモザイクにて昼食とお買物・ティータイムをお楽しみ頂きました。食事は出石に本店がある花水木にて本場のおそばと丼の定食を頂きました。昼食後は二ヶ寺目の須磨寺にお参りをさせて頂きました。当寺は仁和2年(886年)に聞鏡上人が勅命を受けてこの地に七堂伽藍を建立し、和田岬の海中から出現し北峯寺に安置されていた聖観音坐像を移し、祀ったことにはじまると伝えられています。驚くほど広い緑の森の中に真新しい伽藍が幾つも建ち、特に三重塔は緑の木々の中に静かにたたずんでいました。お勤めを済ませ、皆さんとこの三重塔をバックに記念写真を撮らせていただきました。アジサイやナツツバキの大輪の花を拝見し、三ヶ寺目に向かうことにしました。最後は明石に近い山中で道路も小型バスがやっと通れるくらいの急な坂道を登った所にある閑静な森の中の仏閣です。転法輪寺は大同元年(八〇六年)、平城天皇の病気平癒祈願のために建立された勅願寺で、明石八山の一つにして明石西国二十七番霊場。本尊阿弥陀如来は上品下生印を結び、国の重要文化財に指定されています。ご住職と奥様は気持ちよく私たちの訪問を歓迎していただき、さりげなく優しいおもてなしに心より感動しました。今回、ふつつかながら小生が導師を務めさせていただきましたが、皆様の心温かいご指導の下、滞りなく三ヶ寺のお勤めを終えさせていただくことが出来ましたことに心より御礼を申し上げます。