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2018年3月21日水曜日

2018年3月20日 神戸十三仏霊場巡り 第一回 鏑射寺・石峯寺・念仏寺

寒の戻りで朝から肌寒いお天気でしたが、お参り中は雨も上がり心洗われる十三仏巡りの一回目のスタートとなりました。なんとか最後まで皆さんの熱心なお祈りが届いき、三カ寺ともにそれぞれ趣の深い御本尊、お庭や歴史の有る建造物を拝見することが出来ました。獨鈷山 鏑射寺(とっこさん かぶらいじ)は、兵庫県神戸市北区にある真言宗単立の仏教寺院で本尊は大日如来、581年聖徳太子による開基という歴史の深いお寺で昔はたいそう大きな伽藍を備えていたそうです。和尚さんの法話も胸に刻み日々の営みに生かせる様にして行きたいものです。枝垂れ梅の美しい花が印象的な端正な寺院でした。昼食後は大化の改新のもう一人の立て主役、孝徳天皇の名も残る古刹なんです。岩嶺山石峯寺(がんれいさん しゃくぶじ)にお伺いさせていただきました。こちらも西日本最大の三重塔を有し重厚な雰囲気漂う名寺でした。和尚さんにも丁寧な説明を頂き、貴重な体験をさせていただきました。最後には有馬温泉郷にある浄土宗に属する念仏寺(ねんぶつじ)を訪れました。山号は摂取山、本尊は快慶の作と伝わる阿弥陀如来立像。安土桃山時代に谷之町から豊臣秀吉の正室北政所の別邸跡である現在地に移転したと言われています。念仏の後にはお庭にご案内いただき、有名な沙羅双樹の木や中国の故事に則って配置された雀とハマグリのユーモラスな庭石も拝見することができました。お帰りには有馬温泉街でご散策を頂き、今月18日に出来たばかりの新名神の宝塚北サービスエリアにも立ち寄りをさせていただきました。今回も皆様のご協力のお蔭で無事に全員で笑顔の帰路に就くことができました。ありがとうございました。





















2018年3月16日金曜日

2018年3月16日 篤姫も象も通った姫街道ウオーク第3回 華蔵寺~象鳴き坂~気賀の関所

今回は久しぶりにスタートから雨の降るお天気でしたが出発の華蔵寺では大輪の木蓮の花やアセビの古木、斑入り椿、橘の木などどれも雨で鮮やかさが際立って咲き誇っているかのようでした。風が殆ど無かったので傘を差されての出発になりました。午前中は約3キロの姫街道を歩いていただいた後、浜名湖沿いのレストラン浜風にて昼食をお召し上がりいただきました。午後からは雨も殆ど上がり、メインの石畳コースを約8キロ歩いていただきました。三ヶ日みかんの広大な畑の中の大谷一里塚からスタートしました。徐々にアップダウンを繰り返す石畳の道が始まりました。江戸時代には巨大な象を将軍に献上する為にベトナムからはるばる海を越え、長崎から歩いて順調に旅を続けてきました。しかし、象もこの峠の急坂にさしかかり、ことのほか難儀しながら越えたということから名付けられた「象泣き坂」を皆さんにも象の気持ちになって越えていただきました。その後も今回の最高地点の標高200mの引佐峠を越え、小引佐峠では浜名湖の眺望をご覧頂き、湖をバックに皆様と記念写真を撮らせていただくことができました。ゴールは昨年、「井伊直虎」のブームで盛り上がった「気賀の関所」にて終了させていただきました。関所の横に併設されたお土産物コーナーでは三ヶ日みかんをお土産にされる方も多く、全員無事に今回も元気にゴールをさせていただくとができました。春の三寒四温と申しますように、寒の戻りもあるようですが徐々に春めく日が多くなって行くことかと存じます。一年でも最もハイキングに適した気候となってきます。是非また、皆様とお出会いできる日を楽しみに今回の御礼とさせていただきます。



























2018年3月8日木曜日

2018年3月5日~3月7日 東洋のガラパゴスきらめく奄美大島ハイキング3日間

奄美大島は、太古の昔に大陸から遮断された島で、独自に進化した動植物や固有種が多く、歴史的にも琉球、鹿児島、東南アジアの文化を消化しながら、独自の自然・文化を築いてきました。今回はそんな奄美の自然を中心に2泊3日の旅をお楽しみいただきました。天候は曇り中心の天気でしたが、比較的暖かく登山、ハイキングをお楽しみいただくには問題の無いコンディションでした。大阪からわずか、1時間20分程で奄美大島に到着し、大島紬柄のしまバスの出迎えを頂き、最初の観光地の奄美パークで奄美の自然との関わりを勉強させていただき、昼食をホテルティダムーンにていただきました。音響熟成という珍しい醸造をする奄美大島開運酒造にて黒糖焼酎の製造工程を見学した後、宇検村の「開運の郷やけうちの宿」にて2泊の宿を取りました。夕食は地元の食材を使った珍しい料理が並び、目の肥えた皆様にとっても楽しい一時をお過ごしいただけたものと存じます。翌朝は、バスにて奄美群島最高峰の湯湾岳694mへの登頂に向かいました。宇検村のネーチャーガイドさんに案内をお願いして、本土にはない植生の森を頂上まで登り午前中に下山をしました。昼食はサクサクの車エビ定食をいただき、午後の「金作原原生林」へ出発しました。普通の観光バスでは絶対無理と言われそうな細いぬかるんだ原生林をバスで案内いただけたのも驚きでした。ハイキングは今にも恐竜が出てきそうな珍しい景観の中を歩きました。ヒカゲヘゴやクワズイモの巨大な樹木の中をネーチャーガイドの楽しい説明を聞きながらのアッという間の2時間でした。帰路は島北部海岸の切り立った海岸線の青い海の絶景を見ながら、宇検村へのドライブになりました。最終日は大島紬村に立ち寄り大島紬の気の遠くなるような手の掛かる製造工程を勉強させていただき、思わず大島紬のお土産として紬柄の財布を購入してしまいました。今回も無事にお一人のおけがも無く無事に笑顔の帰路に着くことができました。いつも皆様の心からのチームワークと思いやりを賜り心よりありがたく感謝申し上げます。