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2015年7月9日木曜日

2015年7月8日 中山道ウオーク美濃路第三回 大井宿から深萱立場跡

今回は第三回に引き続き大井宿から深萱立場跡までの約8キロを皆様と共にウオークさせていただきました。本来であれば大湫宿までの14キロを歩く予定でしたが深萱から大湫までの間に狭い車道が長く続くこともあり、安全面を考慮して深萱までの道程を歩いていただくことにしました。大井宿は美濃十六宿中でも大いに繁栄した宿場で、本陣門、長屋門、旅籠など昔の面影を残す宿場町でした。大井宿から大湫宿までの区間は、街並み、幅員等全体に往時の面影を残しており石畳や未舗装も残っていて見所の多い区間でした。全体を十三峠といわれるほどのたくさんの坂をこえながら今回のゴールである深萱立場跡を目指しました。折から雨に悩まされながら、十三峠の入り口に差し掛かると石畳が往時を忍ばせる独特の街道風情を醸していますた。槇ヶ根一里塚の東屋で雨宿りをしながら地元の食材を使ったお弁当を皆さんと一緒に頂きました。昼食後は公女和宮の行列が江戸に向かう際に休憩した「姫御殿跡」、逸話の残る「首なし地蔵」などを見ながらアジサイなどの季節の花々を楽しみながら四ッ谷集会所で休憩していると、ツバメの巣を誰かが発見、巣立ち前の子ツバメが四羽、すでに狭くなった巣の中で仲良く寄り添う微笑ましい姿を見ることが出来ました。紅坂一里塚を過ぎた辺りの石畳には学術的にも珍しいと言われる「ボタン岩」が広がっていました。うまく名前を付けたものだと関心をして石畳の下り道を進むと間もなく今回のゴール深萱立場跡に到着でした。

















2015年7月5日日曜日

2015年7月3日・4日 天空のシラビソ高原と下栗の里1泊2日

朝から肌寒い梅雨空の出発になりました。しらびそ高原は長野県飯田市上村にある標高1918mの高原で天気が良ければ南アルプスはもちろん、北アルプス、中央アルプス、まで望め360度のパノラマが楽しめるところとして有名ですが今回は久しぶりに2日間ともしっとりとした潤い豊かな旅になりました。初日は下栗の里の「はんば亭」にて地元食材を使ったソバ定食をご賞味いただき展望台までの整備された山道を歩きました。幻想的な霧に覆われた下栗の里は、「日本のチロル」と表現されるほどの絶景地でした。その夜は標高1,900mにあるハイランドシラビソ高原にて宿泊し、おいしい山の料理を味わいゆっくりと日頃の疲れを癒していただきました。翌朝は雨も止み薄雲が広がるものの南アルプスの多くの頂をホテルからも眺めることが出来ました。朝食後、ホテルから深く広がるカラマツやシラビソの原生林に足を踏み入れました。2~3万年前に直径45mの小惑星が衝突したと推測される日本で初めて確認された、御池山隕石クレータ跡を目指して出発です。ギンリョウソウやマイヅルソウの絨毯、天使のヴェールの様なサルオガセ。苔むした根上の樹木、霧の中から顔を出す南アルプスの山並みなどどれを取っても新鮮な出会いでした。歩くときは雨も上がり楽しい森歩きが出来ました。皆様の思いが天に通じたかのような気持ちになれるハイキングになりました。