２０１９年最初のビスターリ倶楽部は今年最初の福を授かる七福神仏巡りで健康祈願のウオークをさせて頂きました。七福神とは誰もがご存じの通り縁起の良い七人の神様のことです。七福神が宝船に乗っている絵をご覧になられた方もたくさんおられると思います。一つ目の三光神社はあの戦国武将真田幸村が出城(真田丸)を築いた場所で、大阪城への抜け穴も有り興味深い場所をスタートに四天王寺をゴールとさせて頂きました。三行神社は健康長寿の寿老人、二つ目の長久寺は延命長寿の福禄寿、三つ目の法安寺は知恵財宝の弁財天と大都会の社寺として、歴史を刻み人々の崇敬を集めています。お天気は良かったものの冬らしい冷たい空気の中、午前中のお参りをさせて頂きました。昼食は暖かな和風レストランにて美味しい料理を頂きました。午後からは大国主神社の大黒さん、十日戎で賑わった今宮戎神社、八つ目は最後の四天王寺の笑顔来福で有名な布袋さんをお参りしました。途中、変わり行く大阪のバイタリティーを肌で感じ、昭和が色濃く残る通天閣や新世界の活気のある街も垣間見ることが出来ました。今回は約９キロの道程を巡りタップリ大阪七福の福を授かって頂けたことと存じてます。お天気にも恵まれ、笑顔のウオークが出来たことに感謝申し上げます。
今回は初登山にふさわしいこれ以上の天気は無いと思わせる抜群の晴天の登山になりました。江戸時代に「一生に一度は」と伊勢に憧れ、お伊勢参りが流行しました。伊勢参宮を終えた人々は朝熊山の山上にある朝熊岳金剛證寺へも参詣するのが慣わしでした。「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭に唄われたほど、伊勢神宮と共に盛んに参詣されていた様です。私たちもこの両方をお参りさせて頂き、一年のトレッキングに向け沢山の福を頂けた様な清々しい健康登山をさせて頂くことが出来ました。日本百景にも選定されており、朝熊山展望台からは御嶽山が確認できました。朝熊山道は一町毎に町石とお地蔵さんが登山客の安全を見守ってくださる優しい登山道でした。十町橋の当たりからは大正時代から昭和初期に掛けて当時東洋一と言われたケーブルカーの跡を見ることが出来ました。また、二十二町付近には当時としては最大級のとうふ屋旅館が建っていて観光客のもてなしをされていたようです。今も残る跡地には当時の基礎がかすかに栄華を忍ばせていました。朝熊山展望台では松坂牛のもーちゃん弁当を景色を楽しみながら頂きました。天候のお陰で春がもう直ぐそこまで来ているような大自然の営みを感じることが出来ました。五感で感じる大自然の営みや楽しい皆さんとの笑い声の弾むふれあいなど、歩けるからこその幸せに感謝の気持ちで一杯でした。今回も皆様のご協力と健脚のお蔭で無事全員で帰路に就くことができました。いつもながら心より御礼を申し上げます。
