ページビューの合計

2022年10月27日木曜日

2022年10月24日・25日 潮待ちの港鞆の浦と文学の尾道1泊2日

今回は「潮待ちの港鞆の浦と文学の尾道1泊2日」にご参加いただき誠にありがとうございました。初日は日本遺産に認定されている港町、鞆の浦を地元ガイドさんに昔ながらの街並みを残す路地裏までご案内頂きました。江戸時代に建てられた伝統的な町家、社寺や港湾施設が一体となって現存する全国でも珍しい港町でした。ご宿泊は地域ナンバーワンの人気ホテル欧風亭さんに宿泊しました。部屋からは窓枠を額縁に瀬戸内海に浮かぶ島影や四国までもが眺望できる絶景を楽しんで頂けました。夕食は瀬戸内の新鮮な食材を使った会席料理でおもてなし頂き、思い出に残る一時をお過ごし頂きました。2日目も絶好のハイキング日和の中、尾道に向かいロープウエイで一気に千光寺山に登りました。この春完成したばかりの頂上展望台からは眼下に広がる尾道水道、向島にある造船所や島々を眺めることが出来ました。その後は25の文学碑がある文学の小道を下りました。尾道に縁のある人物や町の様子を詠ったもので、女優の森光子さんが2000回公演を達成したことでも注目された舞台の原作、放浪記(林芙美子)の一節も、ここに刻まれていました。また、水口に縁のある岩谷小波の碑があるのは滋賀県人としても嬉しいことでした。千光寺は標高140m、尾道港を一望する大宝山の中腹にあり、弘法大師の開基と伝えられています。 33年に一度のご開帳の本尊は千手観世音菩薩で聖徳太子の御作と伝えられ、諸願成就の観音様としてお詣りが絶えない様子でした。千光寺からは急な階段を下り天寧寺の三重塔越しの尾道の景色を楽しみながら迷路のように曲がりくねった坂道をいくつかのお寺を休憩ポイントにしながら線路を越え、林芙美子の銅像がある本町通り商店街を歩いて頂きました。元は銭湯だったお店の前を通り過ぎキラキラと波が光る尾道水道に沿って付けられた遊歩道を歩いて頂きました。フェリーや貨物船が行き交い今まで歩いてきた路とはガラッと趣の違う風情を感じることが出来ました。最後には海辺の尾道ロイヤルホテルで昼食を頂き帰路に就きました。皆様のご協力のお陰で鞆の浦と尾道の歴史と自然を満喫するハイキングが出来ました。今は皆さんの笑顔が心に残り、暖かい気持ちで余韻を楽しんでいます。本当にありがとうございました。