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2017年10月19日木曜日

2017年10月17日・18日 紅葉の赤沢自然林と野麦峠1泊2日

今回も当日午前中まで雨が降って心配なスタートでしたが、赤沢自然休養林に到着するころには時より青空も微笑み、渓流沿いの木々に日が当たると見事な紅葉が照らし出され、皆さんの感嘆の声を聴けるようになってきました。赤沢自然休養林は江戸時代から品質の高さで知られた木曽ヒノキを産出し樹齢300年の巨木が残る森林は、森林浴発祥の地としても知られています。森林鉄道に童心に帰って乗車いただいた後、森の活力を一杯に浴びウオークをお楽しみいただきました。宿泊は木曽駒高原の森のホテルに宿泊をしゆっくりと美味しい料理とお風呂で旅の疲れを癒していただきました。翌日は朝から、抜けるような青空の元、出発をすることが出来、開田高原の展望台からは雲一つない御嶽山をバックに記念写真を撮ることが出来ました。ハイキングは岐阜県側の野麦集落から野麦峠まで最盛期の黄葉をお楽しみいただきながら長野県側の川浦地区までの約7キロの道程を歴史を踏みしめながら全員で越えることが出来ました。古来から能登で取れたブリを飛騨を経由して信州へと運ぶ道筋でもありました。明治から大正にかけて、当時の主力輸出産業であった生糸工業で発展していた諏訪地方へ、飛騨の女性は働くためこの峠を越えました。この史実は1968年に発表された『あゝ野麦峠』で全国的に有名になりました。二日間、奇跡的に好天に恵まれ楽しくハイキングさせていただけたのも皆様のご協力と何処かで「みねさん」が見守っていて下さったお蔭と感謝申し上げております。



































2017年10月14日土曜日

2017年10月13日 若狭シーサイド第三回 河野海岸から白竜の滝公園

第三回目は近江商人とかかわりの深い北前船船主の館から訪ね歩きました。北前船とは、江戸時代から明治時代にかけて日本海海運で活躍した北国廻船です。航行する船主自体が商品を買い、それを売買することで利益を上げる廻船のことで当初は近江商人が主導権を握っていましたが、後に船主が主体となって交易を行うようになりました。河野村の右近家はこの船主の代表的な家柄として江戸時代初期から末期まで活躍しました。高台にある別荘の洋館にも登っていただき街並みや日本海の景観をお楽しみいただきました。 その後、今も残る貴重な武家屋敷などの街並みを歩き、波の穏やかな海景色を楽しみながら甲楽城(かぶらき)の食堂でカニの食事を頂きました。昼食後も5キロ弱の海岸線ウオークをお楽しみいただきました。風も穏やかで濃紺の日本海と荒々し岩礁に白波のコントラストが綺麗な景観をご覧いただきながらゴールの白竜の滝公園へ向かいました。途中、海とは反対側の斜面では野生のニホンカモシカや生まれたての猪のウリボウの姿なども見ながらワイワイガヤガヤとあっと言う間のゴールでした。