ページビューの合計

2015年3月29日日曜日

2015年3月27日・28日 金沢ぶらり旅と能登半島に春を呼ぶ雪割草

春の訪れを肌で感じる「年に何度かしかない」と言っても過言ではないほどのお天気に恵まれた2日間の旅になりました。北陸新幹線の開業ブームで賑わう金沢の料亭「さくら亭」にて京料理の会席料理を頂き、芽吹きが感じられる兼六園を巡り梅林の手入れの行き届いたボタンのように大きく咲く枝垂れ梅のお庭を歩き、金沢城址の石川門前にて記念写真を撮りました。爽やかな春風に誘われるように金沢市内の街歩きを楽しんでいただき、雪解け水を運ぶ浅野川にかかる木製の「梅の橋」を渡り最近では観光地化も甚だしい東茶屋街を散策していただき、町屋のお茶屋でゆっくりとした時の流れを楽しむようにコーヒーの香りの中で皆さんとの会話を楽しみました。お泊まりは輪島温泉の高州園さん。お部屋からは穏やかな海岸線を眺めて頂ける特別室をご用意させていただきました。夕食も海の幸を存分に味わっていただける内容に満足の夜を過ごさせていただきました。二日目は輪島の朝市を訪れ新鮮な海産物をお買い求めいただいた後、今回のメインイベントである雪割草を見る登山に出発しました。長く凍てついた冬がようやく終わり、春が来たと実感できる雪割草の開花を楽しみにまずは猿山灯台へと向かいました。日本海が迫る散策路を歩くと荒れ狂う海の守り神「猿山灯台」を訪れ急登を猿山頂上へと登りました。足元には可憐な雪割草が色とりどりに乱舞し精いっぱいに短い春を生き延びるけなげな姿に感動の連続でした。キクザキイチゲの群落も見事に咲き誇り、小さな花びらを風に揺らす姿は秘めた力を精いっぱい表現しているかのようで、元気を頂いて帰ることが出来ました。お昼ご飯は「総持寺祖院」の門前町「そば膳」で心づくしのそば会席を頂きました。今回は皆様の日頃のご精進のお蔭で二日にわたり素晴らしいお天気に恵まれることができ心より感謝申し上げます。



































2015年3月21日土曜日

2015年3月20日  鈴鹿7マウンテンズ第一回 福寿草の藤原岳

今回は三重県いなべ市と滋賀県東近江市の境界に位置した、田中澄江エッセイ「花の百名山」藤原岳にアタックしました。春夏秋の山野草がすばらしく、花好きの登山者にこよなく愛されている名山です。当日は久しぶりに春の訪れを実感できる暖かなスタートになりました。三岐鉄道西藤原駅から歩き始め、表登山道に当たる大貝戸道を往復するコースを辿りました。木漏れ日の中、緩やかな登りを8合目まで順調に進み、光あふれる芝生の上で楽しいお弁当をいただきました。9合目以上の積雪に備え軽アイゼンの装着をして再度出発をしました。急斜面にはお目当ての福寿草が群生して、咲いたばかりの初々しいお花畑の中を気を付けて登りました。しかし、積雪ばかりではなく所々、石灰岩が露出しており、歩きにくい状況が藤原山荘まで続きました。慎重には慎重を重ね「石橋を叩いて渡る」牛歩になりました。下山はルートを変更し、夏道をジグザグに8合目まで向かいました。8合目で記念写真を撮り、無事に大貝戸堂から登山口まで下山することが出来ました。標高差1000mを日帰りで往復、全行程7時間以上のハードな山行になりましたが、皆様のご協力のお蔭で無事全員笑顔の下山が出来ました。今回もチームワークと思いやりを賜り心よりありがたく、感謝申し上げます。