2012年5月26日 クリンソウの大群生 多紀アルプスの主峰 御嶽山

今回は兵庫県丹波篠山市の北部に位置する多紀アルプスの最高峰、御嶽山にチャレ ンジしました。初夏の雰囲気のする好天気に恵まれました。タニウツギ、ベニドウダン、ツツジ、ヤブデマリなどの花々に癒されながら、なんと言ってもクリンソウの群落も私たちの訪問を待ちわびていたかのようにカワイイ花々の群落を楽しませてもらうことができました。仏塔の先の「九輪」を思わせる美しい姿が印象なクリンソウ。清らかな水と、光差し込むところだけに群生するこの花は、絶滅機種Bランクにあげられていて、クリンソウは地元の守る会の人の地道な活動で、日本有数の自生規模になっていました。野生の美しさを堪能した後、御嶽に向かいました。御嶽は多紀連山の主峰で篠山市で最も高い山です。頂上には二つの峰があり西峰に一等三角点があり、東峰には行者堂がありました。頂上からは３６０度の眺望が開け遠景を望み、下山の急坂に挑み、バス駐車場に着いた頃には足はガクガクでしたが心地よい風に爽やかながらの登山ができました。帰路には市内の「ささやま荘」にて汗を流していただき帰路に付きました。