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2018年7月4日水曜日

2018年7月3日 神戸十三仏第4回 多聞寺・太山寺・如意寺・性海寺

今回も曇り空のお陰で涼しく神戸十三仏巡りの最終回にふさわしい四ヶ寺の訪問をさせて頂きました。最初に訪れた多聞寺は、兵庫県神戸市垂水区にある天台宗の寺院で山号は吉祥山、本尊は毘沙門天と言うことでした。今回、初めて西日本先達協会の山崎さんのご案内でお勤めをさせていただきました。その後は明石の台所である魚の棚(うおんたな)にて地元の海の幸を使った昼食を頂きました。七夕の飾りがたなびく魚の棚商店街にて各自、お買物をお楽しみ頂き午後の三ヶ寺を回ることにしました。太山寺は石畳の参道より石段を上り、広庭からさらに二十数段石段のある壇上の壮大な建物が、国宝の太山寺の本堂で、約七百年前に再建されました。正面には本尊薬師如来、その左右には四天王像が安置されていました。三重塔の前で最終回の記念写真を撮らせていただきました。次の如意寺は法道仙人により建立されたと伝えられる山あいのにひっそりとたたずむ、歴史のある古刹でした。山門は伽藍からずいぶんと離れていて、往時の広さがしのばれます。仁王門には珍しい土で作った仁王がにらみをきかせていらっしゃいました。最後の性海寺さんは聖武天皇時代の天平2年行基により開基されたそうで、豊臣秀吉の三木城攻めのおり、性海寺の僧兵が別所方についた為、性海寺は全焼しました。しかし徳川時代に入り朱印を下賜され、寺は再興されたそうです。今回はご縁あって山崎先達さんにご案内頂け、最終回として有意義な一日を経験していただくことが出来たことと存じます。これで、最終回を迎えますが、これからも楽しく仏の世界を体験できる企画を共に考え企画させていただければと考えています。また、是非その暁には皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

















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