2012年6月4日 長老ヶ岳 丹波の長老と親しまれた名山

今回の長老ヶ岳は京丹波町仏主にあり、丹波高地に属する山として長老さんあるいは長老山とも呼ばれています。京都府北部では三国岳(959m)に次ぐ高峰で大きな屋根型の山容を呈します。平安時代には密教寺院が百余ある霊山であったと言われています。山頂には一等三角点が設置されて今回は運よく大江山など北近畿の山々が望めました。タニウツギ、ギンリョウソウ、ヤブデマリ、ヤマゴボウ等の可憐な花々にも出会うことができました。今回、頂上付近のイワカガミの大群落には驚かされました。次回は花のタイミングに企画したいと思います。最後に七色の樹の大木を拝見し帰路に就きました。お帰りには泉質の素晴らしい、西山の「竹の郷温泉」の露天風呂にて疲れを癒していただき今回の登山のフィニッシュとしました。