ページビューの合計

2018年6月8日金曜日

2018年6月8日 神戸十三仏第三回 能福寺・須磨寺・転法輪寺

今回は曇り空のお陰で涼しく神戸十三仏巡りを実施させていただきました。最初に訪れたのは神戸の高層ビルの中にある能福寺というお寺で。伝教大師による我が国最初の教化霊場とされています。神戸大仏と呼ばれている大仏が特徴的で日本三大大仏の一つとして有名なお寺です。お参りを済ませた後、神戸と言えば港町なので近くのハーバーランドのモザイクにて昼食とお買物・ティータイムをお楽しみ頂きました。食事は出石に本店がある花水木にて本場のおそばと丼の定食を頂きました。昼食後は二ヶ寺目の須磨寺にお参りをさせて頂きました。当寺は仁和2年(886年)に聞鏡上人が勅命を受けてこの地に七堂伽藍を建立し、和田岬の海中から出現し北峯寺に安置されていた聖観音坐像を移し、祀ったことにはじまると伝えられています。驚くほど広い緑の森の中に真新しい伽藍が幾つも建ち、特に三重塔は緑の木々の中に静かにたたずんでいました。お勤めを済ませ、皆さんとこの三重塔をバックに記念写真を撮らせていただきました。アジサイやナツツバキの大輪の花を拝見し、三ヶ寺目に向かうことにしました。最後は明石に近い山中で道路も小型バスがやっと通れるくらいの急な坂道を登った所にある閑静な森の中の仏閣です。転法輪寺は大同元年(八〇六年)、平城天皇の病気平癒祈願のために建立された勅願寺で、明石八山の一つにして明石西国二十七番霊場。本尊阿弥陀如来は上品下生印を結び、国の重要文化財に指定されています。ご住職と奥様は気持ちよく私たちの訪問を歓迎していただき、さりげなく優しいおもてなしに心より感動しました。今回、ふつつかながら小生が導師を務めさせていただきましたが、皆様の心温かいご指導の下、滞りなく三ヶ寺のお勤めを終えさせていただくことが出来ましたことに心より御礼を申し上げます。

















0 件のコメント:

コメントを投稿