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2019年1月31日木曜日

2019年1月30日 新春縁起登山 朝熊ヶ岳 初登山

今回は初登山にふさわしいこれ以上の天気は無いと思わせる抜群の晴天の登山になりました。江戸時代に「一生に一度は」と伊勢に憧れ、お伊勢参りが流行しました。伊勢参宮を終えた人々は朝熊山の山上にある朝熊岳金剛證寺へも参詣するのが慣わしでした。「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭に唄われたほど、伊勢神宮と共に盛んに参詣されていた様です。私たちもこの両方をお参りさせて頂き、一年のトレッキングに向け沢山の福を頂けた様な清々しい健康登山をさせて頂くことが出来ました。日本百景にも選定されており、朝熊山展望台からは御嶽山が確認できました。朝熊山道は一町毎に町石とお地蔵さんが登山客の安全を見守ってくださる優しい登山道でした。十町橋の当たりからは大正時代から昭和初期に掛けて当時東洋一と言われたケーブルカーの跡を見ることが出来ました。また、二十二町付近には当時としては最大級のとうふ屋旅館が建っていて観光客のもてなしをされていたようです。今も残る跡地には当時の基礎がかすかに栄華を忍ばせていました。朝熊山展望台では松坂牛のもーちゃん弁当を景色を楽しみながら頂きました。天候のお陰で春がもう直ぐそこまで来ているような大自然の営みを感じることが出来ました。五感で感じる大自然の営みや楽しい皆さんとの笑い声の弾むふれあいなど、歩けるからこその幸せに感謝の気持ちで一杯でした。今回も皆様のご協力と健脚のお蔭で無事全員で帰路に就くことができました。いつもながら心より御礼を申し上げます。
























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