２０１２年７月７日第３回 伊勢本街道 のどかな山村風景 黒岩から桜峠

伊勢本街道最大の難所、3つの峠越えに挑戦する今回のウオークも梅雨空のスタートになりました。所々にアジサイの花々が景色に彩を添える日本のこの時期ならではの季節を味わう原風景をお楽しみいただきました。黒岩口で準備体操をし出発、まもなく大粒の雨が降ってきて、かやぶき民家の庇をお借りし、身支度を整え山粕峠に向け再出発。峠では増水で、山道に架かる橋は水浸し、滑らないように注意をして無事下山。昼食は山粕の春日神社にて社務所をお借りして幕の内弁当を頂いてから、次の難所越えに出発。馬の鞍も取れてしまう程の急坂と言われて名付けられた”鞍取峠”は名前どおりの難所中の難所でした。しかし、皆さん慎重に無事通過して最後の御杖村小学校の裏山である、桜峠も難なく通過し、１２キロのこの日のウオークに幕を下ろしました。

2012年7月1日・2日 レンゲツツジの湯の丸山と上毛三山奇勝・妙義山

彦根から約5時間半で地蔵峠到着、標高2101mの湯の丸山は雨とガスに覆われた状態でした。しかし、ほとんど風のない状態が続いていた為、状況によっては引き返すことを考慮に入れ、ちょうど咲き誇って新緑のコントラストが鮮やかなレンゲツツジの群落があるツツジ平まで、ゲレンデサイドから登山を開始しました。レンゲツツジは国の天然記念物に指定されるだけあって見事な花の楽園でした。更に頂上を目指すか況把握後判断し、頂上に向け登山を開始、全員で協力していただきながら予定時間で頂上に立つことができました。予定時間の4時には地蔵峠に下山し、磯部温泉に向いました。その夜は温泉で暖まっていただき、美味しいお食事を頂き、旅の疲れを癒して頂き早めのお休みを頂きました。　翌日は朝から快晴の予感が的中！皆さん意気揚々の6時出発です。日本三奇勝のひとつ妙義山にチャレンジ。金鶏山、金洞山、白雲山の、三つのピークから成り、岩壁をあらわにしたその姿は、奇勝と呼ばれるにふさわしい神秘さがあります。今回は比較的難易度の低い石門巡りコースを歩きましたが。岩の織り成す、登山道は正に岩の回廊で変化に富んだ、歩く楽しさがありました。お帰りに峠の湯の開放的な明るい温泉で疲れを癒し、ざるそば定食でサッパリと帰路に就きました。